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キリスト教初期とビザンチン時代のチュニジア

聖アウグスティヌス

5世紀の教会の受洗所
4世紀、並立しえない数々の信条の中で初期キリスト教の定義に大いに貢献した偉大なる思想家は、チュニジアに居住し学問を修めました。キリスト教徒の母と多神教者の父のもとに生まれ、この精神の旅人はマニ教に影響を受け、初期キリスト教会の修道士とも交流があり、ドナトゥス派とも討論しました。彼はキリスト教徒として洗礼を受けましたが、30代半ばに北アフリカでの事業の道半ばで、キリスト教の教義に後にまで残る形を与えてこの世を去ります。

北アフリカのビザンチン教会

チュニジアのこの豊かなキリスト教の伝統の証明は、ほとんどのローマ都市の聖堂の遺跡にみられます。その中でも最も美しいもののひとつはスベイトラのものです。聖ヴィタリス教会では5つの身廊とモザイクの見事な洗礼堂が見られます。

  647年にアラブがビザンチンの教皇グレゴリウスを破った有名な戦いにも関わらず、チュニジアではキリスト教とイスラム教のコミュニティがそれから600年もの間共存していました。13世紀のチュニジアにおけるキリスト教の消滅は、内戦の最終的な結果と考えることもできますが、これは学者にとっても未だ頭を悩ませる点です。今日のチュニジアには土着のキリスト教コミュニティはありません。