English - Chinese
Fair, and 81 ° F.

チュニジアの歴史
観光地
チュニジアに関する資料
観光地
観光地  |  チュニス  |  カルタゴ  |  ボン岬  |  ローマンアフリカの諸都市  |  砂漠  |  サヘル地域  |  北部 |  ジェルバ
   
 
 

カルタゴ

現在のカルタゴ

 

カルタゴは紀元前814年にフェニキア人によって建てられ、古代フェニキア最初期のカルタゴの居留地は、名高いカルタゴ博物館のすぐ下に位置するビュルサの丘で今も見られます。紀元前146年にローマによって破壊され、その上にローマの都市が建設されましたが、近年の発掘では5階建ての古代フェニキア住居の基礎がみつかり、各戸に貯水槽と排水設備が備えられていました。

最も注目すべき初期の遺跡は古代フェニキアの二つの港で、ローマ人を魅了しかつ挫折感を味わわせることになったカルタゴの制海力を証明するものです。長方形の商業港の奥には、円形の軍港があり、202隻の幅の狭い軍艦が収容されていました。このほかローマ以前のカルタゴの遺跡で重要な遺跡は墓所トフェで、古代フェニキアのタニト神とバール神の聖域です。

ローマ時代のカルタゴでは、壮観な海沿いの遺跡、アントニヌスの浴場が残っており、2世紀の段階では世界一の大きさを誇っています。その近くには劇場があり、毎年夏にはカルタゴ・フェスティバルの会場となります。そのほか円形闘技場、ローマ人住居跡、拡張されました。マルガ貯水池があり、当時人口100万人近い古代都市のための飲料水を貯えていました。カルタゴには広い考古学公園やパレオ・クレチアン博物館の中に重要なキリスト教遺跡があります。ダムス・エル・カリタや聖キプリアヌス聖堂もそのうちです。

 

近代史に興味がある人には、きわめて手入れの行き届いたアメリカ人墓地があり、2841の墓石と3724の失われた兵士への記念碑、1942~1943年の北アフリカ戦線を示す詳細な地図があります。